今週の演技セッションも、引き続き本テスです!
現場につなげる音・キャラクターを構築していく中で、
私が今までずっとやってきたお芝居では、
現場で通用しないんだということを痛感し
現場で使える芝居の基礎を改めてやっています。
端的に言うと、
台詞の言い方やキャラの雰囲気ばかりに囚われ、
全く心が伴っていなかったんです。
そのため、台本の不自然なところにも、全く気づけませんでした。
自分で作った台本なら普通に考えることが、
それ以外だと「まあ、そんなもんか」と思ってしまうという、
大きな悪いクセが見えました。
本テス前のリハーサル時間では、
前回の反省点と改善案などを話す時間を取っていただいているのですが
私にとっては、これがものすごく貴重な時間です。
もちろん実際に芝居をすることで気づくこともあります。
こちらももちろん大切。
でも私は芝居の根幹の部分が大きく歪み、
それが歪んでいることにさえ気づいていなかった。
それを気づかせてもらい、腑に落ちるまでになったのは
この話し合いの時間のおかげだと、本当に感謝しています。
本テスを積み重ねるうち、思い切ったパワーを出すことに加えて
細部へのコントロールも少しずつ意識を向けられるようになってきたので
それぞれの出力をさらに上げてもできるようにします!
そして、事務所でのダントツTOPをゆるぎないものにするため、
引き続きしっかり稽古していきたいと思います。
なづな
- 2021.06.20 Sunday
- 演技
- 00:38
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- by アクターズ・プレイ・ハウス